関連研究
City Perception Survey 2022
-都市のイメージ調査-
「都市のイメージ調査2022」では、世界48都市における9,600人の居住者からの回答をもとに、GPCIのトップ都市がもつイメージの違いを明らかにしている。 また、対象都市への訪問経験の有無や回答者の居住地よって、都市に対するイメージの変化を分析した。
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「世界の都市総合力ランキング」(Global Power City Index, GPCI)は、国際的な都市間競争において、人や企業を惹きつける“磁力”は、その都市が有する総合的な力によって生み出されるという考えに基づき作成されたものである。GPCIでは、世界の主要都市の「総合力」を経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野で複眼的に評価し、順位付けしている。GPCIは、順位そのものだけでなく、ランキングの構成要素を分析することで、変わりつつある世界の中で、各都市がどのような強みや弱み、課題を有しているのかを詳細に把握することができる。
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ロンドンは、総合ランキング1位を維持したが、スコアは2年連続で落とした。経済分野では、『市場の規模』および『市場の魅力』の指標グループの全指標でスコアを落とした。交通・アクセス分野では『航空キャパシティ』、文化・交流分野では、『外国人受入実績』でスコアを大きく落とした。一方、環境分野は11位まで順位を上げ、全分野トップ10入りまであと一歩の結果となった。
ニューヨークは、総合スコアを伸ばして1位のロンドンを追い上げる結果となった。文化・交流分野では、『観光資源』および『受入環境』の評価を高め、パリを抜いてPCI-2020以来の2 位に返り咲いた。居住分野では、昨年に評価を落とした『就業環境』が改善された。交通・アクセス分野でも、国内航空便の旅客数が回復したことで順位を上げ、『航空キャパシティ』ではトップとなった。
東京は、昨年から4 番目に大きく総合スコアが下がった都市であり、4位のパリに僅差に詰められた。全6分野中4分野で順位を落とし、特に文化・交流分野では、『観光資源』と『外国人受入実績』でスコアが下がったことで、5位に下落した。交通・アクセス分野では、ニューヨークとは逆に、航空便の運航の回復が比較的遅く『航空キャパシティ』のスコアが大幅に下落した。
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「都市のイメージ調査2022」では、世界48都市における9,600人の居住者からの回答をもとに、GPCIのトップ都市がもつイメージの違いを明らかにしている。 また、対象都市への訪問経験の有無や回答者の居住地よって、都市に対するイメージの変化を分析した。
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『世界の都市総合カランキング2022 概要版』では、総合ランキングや分野別ランキングの解説や、指標の一覧と定義、アクター視点評価などを掲載しています。
2023年1月中旬 発行予定
日英併記
書籍版:20,350円(本体価格18,500円)
PDF版:16,500円(本体価格15,000円)
「世界の都市総合力ランキング 2022」の調査方法、今年の結果の分析、都市別のデータ、指標の定義や出典などの詳細は本書をお求めください。
「世界の都市総合力ランキング(GPCI)」に関するお問い合わせは iusall@mori-m-foundation.or.jp まで
世界の都市総合力ランキングの詳細な調査結果は、概要版およびYEARBOOKをご覧ください。概要版は、下記よりPDFのダウンロードが可能です。YEARBOOKは、GPCIの調査方法、データ・ソース一覧、各都市のスコア・順位の分析などを掲載しています。