都市のグローバル化は急速なスピードで進行しており、世界の都市におけるヒト・モノ・カネの獲得競争は激化しています。国際的な都市間競争で、都市が差別化を図り世界のヒト・モノ・カネを惹きつけるためには、戦略的な都市のイメージブランディングが必要不可欠です。そこで、本調査は「都市のイメージ」を分析し、今後の都市のイメージブランディングに資することを目的に、ロンドン、ニューヨーク、東京、パリ、シンガポール、アムステルダム、ベルリン、ソウル、マドリード、上海の計10都市を対象として、世界48都市の居住者にアンケートを実施し、都市のイメージを明らかにしました。
ワードクラウド
各都市におけるトップ100までのキーワードを使って、ワードクラウドを作成した。単語の大きさは、その単語が言及された頻度の多さと相関している。
分類
対象都市のトップ100キーワードを、以下の7つカテゴリーに分類した。
ワードランキング
各都市の回答結果を集計し、全回答に占める割合の多さで各都市のトップ10のキーワードを順位付けした。
訪問経験がある人/ない人による
イメージ
対象都市を訪れたことがある人と、ない人のトップ20のキーワードをランキングにした。全ての都市において、「Capital(首都)」や「City(市)」のような全ての都市に共通して言える単語は、分析の対象から除外した。
居住者/非居住者によるイメージ
対象都市の居住者と非居住者のトップ10キーワードを比較した。「Capital(首都)」、「Big(大きい)」、「Food(食)」のようにすべての都市に共通する回答は除外した。
地域別のイメージ
回答結果を、日本外務省が指定する7つの世界地域別に分類した。各地域の上位30キーワードの中で最も多く挙げられた3つのキーワードと、最初の固有のキーワードが地図上で示されている。
概要:都市とイメージの相関分析
(コレスポンデンス分析)
概要:分類
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