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2016年12月25日
最大のまちライブラリー北海道千歳市開設報告
北海道千歳市に日本最大のまちライブラリーが誕生し、オープニングイベントを実施しました。一箱古本市を全国でやっておられる南陀楼綾繁さんと全国の図書館を取材されまちの中での図書館の役割を発信されている猪谷千香さんと森記念財団の礒井純充がトークイベントをやりました。本が持つ魅力、それがまちの中にある必要性、まちづくりや地域文化、教育への波及効果などについて議論させていただきました。千歳市は、人口が96,000人で北海道なかでは人口が漸増している地区です。しかしながら中心市街地にあった商業ビルが、閉館しその施設を前回リノベーションした再開館につなげたプロジェクトでした。2階には、ボーネルウンドの子どもの遊び場、地下にはインドアパークゴルフ場が設置され、1階にまちライブラリーを核にした交流スペースが設置されています。図書は、現在6,000冊ですがこれらも道外の他のまちライブラリーと道内の協力団体から寄贈されています。今後も利用者が、本を持ち寄りこのまちライブラリーの蔵書を増やす予定で、23日のオープニングでは「植本祭(しょくほんさい)」(本を持ち寄りテーマに分かれて実施されたワークショップ)などで80冊程度の寄贈がありました。今後、地元商店街などても協働できる関係を築いていく予定です。