世界では熾烈な都市間競争が繰り広げられている。そのすべての都市において、“都心”と呼ばれる各都市の競争力の源泉となるエリアが存在する。世界の都市の競争力を測る上で、都市に関するランキングは既にいくつか存在する。しかし、都心に限定して世界の主要都市について調査・研究した都市ランキングは現在のところ見当たらない。
そこで、「世界の都心総合力インデックス」(Global Power Inner City Index)では、都市の中心点から5km、10km圏を都心と定め、各都心の「強み」「弱み」、魅力や課題を明らかにすることを目的として、世界の主要8都市における「都心の総合力」を調査・分析した。
「都心の総合力」の評価にあたり、まずは、都心における主要な要素を、6分野(活力、文化、交流、高級感、アメニティ、モビリティ)設定した。次に、その6分野を適切に評価するために、特に、「機能の集積」という観点から20指標を設定し、各指標に対応するデータを収集した。
収集したデータを地図上にプロットし、都市機能の分布状況を地図上で明らかにした。これにより、各都心の強みおよび弱みを明らかにした。
また、指標毎にスコアを算出し、5km 圏、10km 圏で合計した、これらをもとに都心を順位づけし、都心の総合力ランキングを作成している。
その他に、算出された全20 指標のスコアから、5km 圏、10km 圏の各指標の偏差値を算出し、各都心の強みおよび弱みを分析している。詳しくはPublicationsをご覧ください。
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